動画の解像度を変更する方法
動画を選択
アップロード領域をクリックするか、MP4・MOV・WebMファイルをドロップします。
目標の解像度を選択
1080p・720p・480p、またはSNS向けの縦型9:16・正方形1:1プリセットを選べます。
リサイズ済み動画をダウンロード
新しい解像度で再エンコードされたMP4を保存します。処理はブラウザ内です。
縮小はうまくいき、拡大はうまくいかない
解像度を下げる処理は、複数の元ピクセルをひとつの出力ピクセルにまとめます。情報を意図的に捨てているので結果は正しく見えます。1080p から丁寧に作った 720p は、実際にくっきりしています。
解像度を上げる処理には元になるものがありません。増える分のピクセルは近くのピクセルから推測して作られるため、出力は大きくなるだけで、細部が増えることはありません。720p を 4K に拡大したものは「ぼやけた 4K」であり、しかもファイルサイズは四倍になります。何の利点もありません。
解像度とビットレートは一組で考える
縦横を半分にするとピクセル数は四分の一になり、ファイルもそれに応じて小さくなります。ただしそれは、ビットレートも一緒に下げた場合の話です。720p に変換したのに 1080p 相当のビットレートを保ったままだと、見た目は何も良くならないのに容量だけを浪費します。
逆に、解像度を下げたうえでビットレートを極端に絞ると、小さくて眠たい、ブロックの目立つ映像になります。この二つの設定は連動して働くもので、片方だけをいじるのが、期待外れの結果が生まれるいちばんの原因です。
目標解像度は用途から決める
配信先に合わせてください。スライドやページに幅数百ピクセルで埋め込む動画に 4K は何の意味もありません。スマートフォンのフィード向けなら 1080p を超えて得をすることはほとんどありません。保存用の素材は元の解像度のままにしておくべきです。
よくある間違いは、いちばん大きい数字がいちばん良い選択だと考えることです。解像度が高いほど、アップロード時間、保存容量、再生時のバッテリー、そして回線が遅い相手の待ち時間を消費します。
フレームレートは別の判断
解像度とフレームレートは独立しています。滑らかさを必要としない内容 — 人が話しているだけの映像、動きの少ない画面録画 — では、フレームレートを下げるのは容量削減の正当な方法です。
厄介なのはフレームレートの変換です。30fps から 24fps にするとフレームを間引くことになり、横方向にパンする場面で目に見えるカクつきが出ます。素材のフレームレートが内容に合っているなら、触らないのが正解であることがほとんどです。
縦横比は必ず保つ
幅と高さを別々に変えると映像が伸び縮みします。視聴者は人の顔で即座に気づきますが、何がおかしいのかを言葉にはできません。一般的な解像度はどれも 16:9 という同じ形をしているので、その間を移動するぶんには安全です。
画面の形そのものを変えるのは解像度の操作ではなく切り抜き(クロップ)の操作です。それを解像度設定として扱うことが、動画が微妙に潰れて見える原因になります。
ローカルで再エンコードされます
再エンコードはブラウザ内で WebAssembly 版の FFmpeg によって行われます。何もアップロードされないので、個人的な映像や社外に出せない画面録画も手元に留まります。ただしシングルスレッドで動くため、長尺や高解像度のファイルは相応に待つことになります。
縮小は拡大より速く、結果も良好です。迷ったら、手元にあるいちばん高品質な素材から縮小するのが、ほぼ常に正しい選択です。